美味しいコーヒーとカフェイン

コーヒー

もくじ

  1. 美味しいコーヒーの淹れ方
  2. コーヒーの豆選び
  3. コーヒーの挽き方
  4. コーヒーの淹れ方
  5. コーヒーとカフェイン
  6. カフェインの代謝
  7. カフェインとうつ病・糖尿病
  8. 妊婦はカフェインを摂ってもよいか

美味しいコーヒーの淹れ方

美味しいコーヒーを淹れるために、コーヒー通の誰もが認める重要な条件があります。それは焙煎したてのコーヒー豆を使うことと、淹れる直前に粉に挽くことです。

コーヒー豆は挽くとすぐに揮発性のオイルが飛んでしまい、そのあとに酸素が入り込むと、酸化されて風味が失われたり、苦味が強まったりします(挽きたてのコーヒーのあの香ばしい匂いは、空気中に飛び出して漂うオイルの香りです)。

焙煎したてのコーヒーを使用する事はなかなか難しいですが、挽きたてのコーヒーなら可能ですね。以前、全自動のコーヒーメーカーを使っていたことがありましたが、空気中に漂うコーヒーの香りだけで美味しく感じたものです。

でも、少し調べると、あまり匂いがするということは、オイルが飛び過ぎていることですよね。
個人的な見解ですが、あの安いコーヒーメーカーが爆裂パワーで豆を挽いて、オイルも相当飛ばしていたのではないかと思います。それでコーヒーの風味も爆裂に落としていたのではないかと疑っています。

手挽きコーヒーミルは空気中に漂う香りがほとんど感じません。豆の近くでクンクンすればいい香りは漂います。

ということは、手動ほどのパワーならオイルを飛ばさず挽きたてコーヒーにオイルが相当量残っていると考えて差し支えないように思います。

全自動コーヒーメーカーの時の味は忘れてしまったので、比べることはできませんが、手挽きコーヒーミルのコーヒーの苦みと酸味のバランスは満足いくものです。

コーヒーの専門家の一致した意見によると、焙煎したコーヒーはひとたび挽いてしまうと、どのようにしても鮮度を保つことができない。密閉しても完全に保存することはできない。コーヒーは数カ月もすると「酸っぱく」なってしまうが、挽いたコーヒーは豆よりもさらに劣化が早いというのは、コーヒー会社も認めるところである。加工処理の過程で、コーヒーを傷めずに空気を完全に抜き取ることはできない相談だが、空気を極力抜いて密閉したとしても、品質の低下を数カ月遅らせる程度だとも述べている。

手挽きコーヒーミルで挽いたとしても、数週間放置した粉を淹れたら苦みが強かったり、味が少し変であったり美味しくないのは分かります。なので、手間でも2~3杯分の粉だけ挽いて、1~2日で使い切るほうがいい感じです。

そして、何より肝となるのが淹れ方ではないでしょうか。コーヒーを淹れるのに必要な道具は次の品々です。

特に、ドリップポットは大切です。普通のポットでは湯量が多すぎたりして、ドリップに並々ならないお湯が注がれたりします。ドリップポットは湯量のコントロールが効きやすいです。

コーヒーフィルターは圧着部を折り曲げて使います。そのままでも使えますが、圧着部が破けて粉が落ちるのを防ぐためです。ドリッパーとフィルターは百均で購入できます。高い品が美味しくなるのかは分かりませんが、百均の品でも満足はいくものです。

コーヒーの豆選び

まず豆選びから入ります。お店のコーヒー豆の種類はありとあらゆる豆が並んでいて、何を選んでいいのか迷う方も多いのではないでしょうか。

簡単なポイントは色です。黒に近い色から~茶色の薄い色まであるとしたら、黒に近い色ほど苦みが強く、薄い色ほど苦みが薄く酸味が強いイメージです。

この色は火の煎れ方で違いがでるようです。深入りは黒に近い色が出て、浅入りは薄めの色になるようです。

なので無難なのは、その中間の色と、お手頃の値段ですね。

焙煎について、詳しく知りたい方はコーヒー豆の画焙煎(ロースト)8段階をクリックしてください。

コーヒーの好みを語るなら、この焙煎で決まると言っても過言ではないと、その昔テレビでプロの方が言っていました。楽器でいえば音色のようなイメージで、ジャンルで分かれているようなものだそうです。

コーヒーの挽き方

手挽きコーヒーミルを最初に使ってみた時に、刃の裏面のネジで粉の粗さを調節できます。ここを調節するだけでも苦めのコーヒーが出来たり、薄めのコーヒーが出来たりと変化を加えられます。

最初は分からず、粗めで淹れていました。感想は少し薄いなぁといった感じです。プロの方は、美味しさと香りを十分に引き出すなら粗挽きで多くの豆を使うことだそうですが、豆がもったいないのでそのような大技は使えません(笑)。

次に細めに調節して淹れてみました。今度は苦いといった感想でした。
結局中間の粗さが一番美味しく淹れれたと思い、粗くもなく細くもなくで使っています。

コーヒーの淹れ方

コーヒーの淹れ方は、素人の私が語るに及ばずなんですけれども、素人でもそこそこ自己満足的な感じでいけるんだという所をご提供できたらと思います。

まずは蒸らしです。中心部に湯を注ぎ、あとは野となれ山となれです。全体に行き渡れば一旦お湯を注ぐのをストップします。粉にお湯が均等に行き渡れば抽出する濃度にムラができにくいです。

30秒ほどコーヒーの粉と蒸気を見たら、2投目のお湯を注ぎます。ここからはコーヒーの粉を越えるような湯を注ぐことは出来ません。その閾値を超えてしまうと雑味が前へ前へと出てきます。

お湯はグルグル回しながら注ぐよりも、均等に注ぐイメージでいいと思います。粉が浸るくらいを維持する感じです。そうする事で苦みと雑味が大人しくしてくれます。

画像はミルクと砂糖が入っていますが、この淹れ方ならブラックが苦手な私でもブラックで飲めます。饅頭など甘いものを食べるときはブラックでいいです。

コーヒーとカフェイン

カフェインといえばコーヒーと返すくらい、コーヒーにカフェインが含まれていることは、ほとんどの方が知っているところです。

清涼飲料水やお茶、錠剤や炭酸飲料、チョコレートにも含まれますが、含有量が一番多いのがコーヒーですね。カップ1杯150mlとすると、それに含まれるカフェインはおよそ60㎎です。コーラやペプシなら、350ml缶2本分にもなります。

リプトンのティーバッグを1分間浸したときのカフェイン量はわずか17㎎で、3分間浸すと38㎎、5分間では47㎎になります。紅茶はだいたい3分間ほど浸しますので、カフェイン量は17㎎~50㎎になります。

でもカフェインと言われても、あまりピンとこないですよね。コーヒーは飲めど、カフェインが欲しいわけではないつもりですよね。しかし、本能的にはカフェインを求めているそうなんです。

コーヒーを飲めなくても、お茶や清涼飲料水や炭酸水など、ほぼどの飲み物にもカフェインは含有されています。コカ・コーラが大成功を収めたのはカフェインのおかげだと書かれた記事もあります。

カフェインは精神活性物質として、気分がハツラツとなる、創造力や自信が高まる、能率や頭の回転がよくなる、集中力が高まり、仕事をこなせるようになるだけでなく、人と付き合いたい気持ちにもなると報告している被験者もいます。

また、運動選手がカフェインを摂ると、摂らない場合より力が出たり、速く走れたりするようになり、米海軍特殊部隊(SEALs)の新兵は、カフェインを摂取すると、「ヘル・ウィーク(地獄の一週間)」と呼ばれる入隊テスト期間に心身の耐久力を徹底的に試されますが、この類を見ないほど過酷なテストでよい成績をおさめることができたともあります。

カフェインには、力が出る、俊敏さが増す、頭の回転が速くなる、頭が冴えるなどの効果があるようですが、そういいこと尽くめではありません。カフェインを摂ると、副作用として強い不安感や不眠、パニック発作のような不快な心理的反応が起こる人もいます。

カフェインにも致死量があります。コーヒーなら一度に50杯、紅茶なら一度に200杯ほど飲まなければ致死量に達しません。私などはコーヒー1杯を数時間かけて飲みますので、ほぼ無害ですね。

カフェインは依存するのかしないのか、どちらも正解といった具合です。

カフェインは、弱い強化作用はありますが、カフェインではなくコーヒーの、香ばしい香りや風味、それに伴う打ち解けた雰囲気がもたらしていると思われます。どうしても飲まずにいられない病的な依存症というよりは、生活に深く根差した習慣に近いものですね。

カフェインの代謝

カフェインの作用は運動能力や認知力の向上から不眠や不安障害に至るまで多岐にわたりますが、どの作用もカフェインを代謝する速度によって変わります。

体内でのカフェインの半減期は4~5時間です。これはカフェインの血中濃度が半減するのに要する時間ですが、この時間は人よって劇的に異なります。

例えば、経口避妊薬を服用している女性は半減するまでの時間が2倍になるので、同じ量のカフェインから2倍の刺激を受けることになります。(妊娠中の女性、特に出産の4週間前に入った妊婦はこの影響をさらに受けます。しかし、妊娠中はカフェインを摂らないようにしている女性は多いので、こうした経験は少なくてすみます。)

喫煙者は非喫煙者に比べてカフェインの代謝が2倍早いので、カフェインから受ける刺激は半分になります。また、カフェインの代謝速度は体重によっても変わります。

カフェインとうつ病・糖尿病

カフェインにうつ病を防止する効用があるかもしれないと、アルベルト博士らが「看護師健康調査」で得られたデータを用いて、カフェイン飲料の摂取とうつ病の危険性に関連があるかどうかを調べたました。

解析の結果、コーヒーを飲む人の方がうつ病になる人が少なかっただけでなく、最も飲む人(1日に4杯以上)は最もうつ病になりにくいことも明らかになりました。ただ、この研究には大きな欠点があり、被験者が最初に面接を受けた年齢は平均63歳で、次回は10年後でした。

うつ病になる人の多くはこの年齢までには発症しているでしょうから、この調査の対象から除外されています。また、うつ病を発症している人はあまりコーヒーを飲みたいという気にならない可能性もあります。つまり、因果関係を特定できませんね。

ですが、女性のメンタルヘルスの状態を評価するために、初めてなされたコーヒー消費の大規模な研究の寄与するところは極めて大きいですね。

こうした研究の結果を総合すると、コーヒーは身体に取り立てて悪い影響を与えてはいないようなので、コーヒー好きが不安を覚えることは何もありませんね。

米国立衛生研究所所属の国立がん研究所の研究者が、50歳から71歳のアメリカ人40万人以上のデータを分析した結果、コーヒーの飲用と死亡率の間に関連があることが分かりました。

1日にコーヒーを3杯以上飲む人は死亡率が10%低かったとあります。しかし、この結果も注意が必要です。死亡率が最も低かったのは、カフェインが少ないコーヒー飲用者で、次に普通のコーヒー飲用者、そして、飲まない人という順だったことです。

ただ、この結果だけでも、コーヒーの飲用は健康によくないのではないかという不安は取り除かれると思います。

また、コーヒーの常用と二型糖尿病(主に生活習慣により血糖値が高くなる)の発症率が低いことの間にも強い相関関係が見出されていますが、カフェインに予防する効能はおそらくありません。

妊婦はカフェインを摂ってもよいか?

カフェインで最も懸念されることは先天性障害や流産を引き起こす可能性があるという点です。1980年代の後半に清涼飲料におけるカフェインの使用を再検討することを提言した背景にはこうした懸念がありました。その後、カフェインに関する研究結果が次々と蓄積されていきました。

2013年にスカンジナビアの研究チームが「カフェイン摂取は、出生時の体重不足や不当軽量児(出生時の週数における平均体重よりもかなり小さく生まれた赤子)が生まれる可能性の増加と常に関連があった」とう結果を発表しました。

しかも、カフェインの摂取量が多かったからそうなるわけではありませんでした。1日の摂取量が200mg以下(コーヒー2~3杯分)でも、体重不足の子供が生まれる危険が高まる可能性があることがわかったのです。

カフェイン摂取とエストロゲンレベルの間に関連がありますが、白人女性とアジア人女性では反対の傾向を示します。

人種(アジア人、黒人、白人)を問わずエストロゲンレベルが高ったのは、毎日摂取していたカフェイン源が、緑茶やカフェイン入り炭酸飲料などで、コーヒー以外だった場合です(排卵に影響をするほどのレベルではなかった)。

ただ、発育不全とカフェインの関係はまだ解明されていないという結論ではあるようですが、なるべくカフェインは控えた方がいいですね。

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