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腹圧負荷

横隔膜と腹壁の筋や骨盤底の筋の協調的な収縮は腹腔内圧を上昇させます(腹圧負荷)。重いものを持ち上げる時には自動的にこの運動が行われます。こうしてできた体幹の「空気の圧力空間」は、上位腰椎の椎間板にかかる力を50%まで、下位の腰椎でもおよそ30%まで軽減することができます。同時に固有背筋の発揮する力も50%以上軽減されます。
このことは腹壁の筋をよい状態に保つことが脊柱の疾患の予防と治療にとって重要であることを示しています。
腹部の筋が収縮すると、腹腔の容積が減少し、腹腔内圧の上昇によって腹部内臓が締めつけられることになります。この作用は、例えば直腸から便を排泄する(排便)、尿を膀胱から放出する(排尿)、胃内容物を空にする(嘔吐)、などの運動に重要な意味をもちます。
また腹圧負荷は分娩の娩出期の母体のいきみにとって必須な運動です。