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人のホルモン一覧表

ヒトは原始の時代から獣と戦い食料を得ていました。それは命がけの戦いです。現代もヒトは何かと戦い食料を得ています。命がけの戦いの時もあります。

戦うためには、瞳孔は開き心拍数の増加、血糖値の上昇などエネルギー放出に必要な体勢を整える必要があります。

そんな戦闘モードにビルドアップさせるホルモンにアドレナリンがあります。

まさに、野性解放!本能覚醒!といったところです。

ホルモンは血液で運ばれ標的細胞に作用します。その量は微量で、身体の情報連絡にも関わり生命維持を担っています。

そんな体のホルモンを一覧表にしてみました。

ちょっと専門的な人が専門的に確認するみたいになりましたが、少し興味のある方は眺めてみてください。

ヒトの主な内分泌腺の位置

1.視床下部のホルモン

分泌場所 ホルモンの名称 主要作用 別名(英語名)
松果体 メラトニン 思春期開始の抑制 melatonin
視床下部 前葉ホルモン放出ホルモン 成長ホルモン
放出ホルモン
GHの分泌を刺激 growth hormone-releasing hormone
(GHRH, GRH)
プロラクチン
放出因子
prolactinの分泌を刺激prolactin-releasing factor(PRF)
甲状腺刺激ホルモン放出ホルモンTSHの分泌を刺激TSH-releasing hormone(TRH)
副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモンACTHとβ-LPHの分泌を刺激corticotropin-releasing hormone(CRH)
黄体形成ホルモン放出ホルモンLHとFSHの分泌を刺激luteinizing hormone-releasing hormone(LHRH, LRH)
抑制ホルモン
前葉ホルモン
成長ホルモン抑制ホルモン GHの分泌を抑制 somatostatin
プロラクチン抑制因子 prolactinの分泌を抑制 prolactin-inhibiting factor(PIF),
dopamine

”因子”という言葉は、視床下部より抽出された化学構造がまだ明らかでないもの。
”ホルモン”という言葉は、抽出された化学構造が判明しているものに用いている。

視床下部ー下垂体門脈系のイラスト

2.下垂体のホルモン

分泌場所 ホルモンの名称 主要作用 別名(英語名)
下垂体 前葉 成長ホルモン 身体成長促進 growth hormone(GH),
somatotropic hormone(STH)
プロラクチン 乳汁分泌と母性行動を刺激
齧歯類では黄体維持作用
prolactin(PRL)
甲状腺刺激ホルモン 甲状腺の成長と分泌を刺激 thyroid-stimulating hormone(TSH)
副腎皮質刺激
ホルモン
副腎皮質の成長と分泌を刺激 adrenocorticotropic hormone(ACTH)
β-リポトロピン β-lipotroin(β-LPH)
(性腺刺激ホルモン)
ゴナドトロピン
卵胞刺激ホルモン 女性:卵胞の発育を刺激
男性:精子形成を刺激
follicle-stimulating hormone(FSH)
黄体形成ホルモン(女性)

間質細胞刺激ホルモン(男性)
女性:排卵の誘起と卵胞の黄体化


男性:アンドロジェンの分泌を刺激
luteinizing hormone(LH)


interstitial cell-stimulating hormone(ICSH)
中葉 メラニン細胞刺激
ホルモン
黒色素細胞のメラニン合成を刺激 melanocyte-stimulating hormone
(α-MSH, β-MSH)
後葉 バゾプレッシン 水分保持を促進 vasopressin, antidiuretic hormone(ADH)
オキシトシン 子宮筋の収縮、乳汁射出 oxytocin

3.甲状腺・上皮小体・胸腺・心臓のホルモン

分泌場所 ホルモンの名称 主要作用 別名(英語名)
甲状腺 ろ胞細胞 サイロキシン 熱量産生作用と酸素消費増加 thyroxine,tetraiodothyronine(T4)
トリヨードサイロニン triiodothyronine(T3)
傍ろ胞細胞 カルシトニン 骨の再吸収抑制、血中Ca2+の低下 calcitonin
上皮小体
(副甲状腺)
上皮小体ホルモン
(パラソルモン)
骨の再吸収促進、血中Ca2⁺の増加、Pの低下 parathormone(PTH)
胸腺 サイモシン Tリンパ球の産生を誘導 thymosin
心臓 心房性Na利尿ペプチド 腎遠位尿細管のNa再吸収抑制、
血管拡張
α-human atrial natriuretic polypeptide(α-hANP)

4.消化管・腎臓・副腎のホルモン

分泌場所 ホルモンの名称 主要作用 別名(英語名)
消化管 ガストリン ペプシンと塩酸の分泌を刺激
胃運動を亢進
gastrin
小腸 コレシストキニン 胆嚢を収縮、膵液(酵素)の分泌を刺激 cholecystokinin(CCK)
セクレチン 膵液(重曹水)の分泌を刺激 secretin
VIP 血管拡張 vasoactive intestinal peptide
膵ランゲルハンス島 A細胞 グルカゴン 血糖上昇 glucagon
B細胞 インスリン 血糖低下 insulin
D細胞 ソマトスタチン グルカゴン、インシュリンの分泌を抑制 somatostatin
副腎 皮質 電解質コルチコイド Naの保持とKの排出促進、細胞外液量を増加、血圧上昇 mineralocorticoid(aldosteroneなど)
糖質コルチコイド 肝の糖新生促進、血糖上昇
蛋白・脂肪分解、水利用促進
glucocorticoid(cortisol, corticoste-roneなど)
アンドロジェン、エストロジェン
髄質 アドレナリン 心機能亢進、血糖上昇 adrenalin(epinephrine)
ノルアドレナリン 末梢血管収縮による血圧上昇 noradrenalin(norepinephrine)
腎臓 レニン アンジオテンシン生成を刺激して
アルドステロンの分泌を刺激
renin
エリスロポイエチン 骨髄の赤血球生成を誘発 erythropoietin

5.生殖腺・胎盤・その他のホルモン

分泌場所 ホルモンの名称 主要作用 別名(英語名)
生殖腺 卵巣
(女性)
卵胞ホルモン 卵胞の発育、子宮内膜の増殖、乳腺腺胞の発育、女性第二次性徴 estrogen(estradiol, estriol, estroneなど)
黄体ホルモン 妊娠の成立維持、乳腺細胞の発育 progestin(progesteroneなど)
リラキシン 子宮を弛緩、恥骨結合を緩める relaxin
アンドロジェンも少量分泌されている
インヒビン 下垂体前葉のFSH分泌を抑制 inhibin
精巣
(男性)
アンドロジェン 男性第二次性徴、性行動を促進 androgen(testosteroneなど)
エストロジェン、プロジェステロンも少量分泌されている
胎盤 ヒト絨毛性ゴナドトロピン LH作用に類似、妊娠黄体の生成誘発と維持 human chorionic gonadotropin(HCG)
ヒト絨毛性乳腺刺激ホルモン 泌乳作用、弱い成長促進作用 human chorionic somatomammo-tropin(HCS)
エストロジェン、プロジェステロンを多量に分泌、その他レニン、リラキシン、アンドロジェンも分泌される
精液、肺、脳、その他 プロスタグランジン 血圧調節、胃液分泌抑制、気管支拡張、利尿促進、子宮収縮、縮瞳、その他 prostaglandin
ホルモン様物質の生成部位